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吃音者の性格・特徴は?吃音とHSP、HSS型HSPの面白い関係性

吃音持ち、吃音症を発症するに人には性格的、気質的な共通点があるとされています。

学術的なレベルでも研究されていますし、体感(周りの吃音者、何人もの吃音者とお話して)としても、「それはそうなのかな?」と感じます。

また、、最近は流行っている”繊細さん”という言葉も実は吃音症と奥深い関係があるということが知られていて、吃音との気質、性質、性格の関係性をみていくと、語弊を招く言い方にはなってしまいますが、、一種の面白さがそこにはあります。

本記事では、吃音者と性格 HSPとHSS型HSPとの関係性というテーマで、吃音者に共通する性格(持論)、HSP、HSS型HSPという気質的な切り口で吃音症と関連づけて記事を執筆しました。

共通な性格、HSP、HSS型HSPという言葉を知ることで、吃音者、生きづらさを抱えている人にとって新たな発見があればなと思います。

(私の場合はなんで自分はこんなに繊細なんだろう、なんでこんなにも吃音を気にしてしまうんだろうと悩んでいました。そんなときに、HSP、HSS型HSPという言葉を知って、「元から繊細なら、気にしてしまうのも仕方がない」と思えて、楽になりました。)

 

 


吃音者の性格の共通点(持論)

今なお、原因、発生要因が謎に包まれてる吃音症ではありますが、性格的共通点という観点でみていくと、吃音者には気質的・性格的な共通点があります。では、いったい吃音者はどんな性格を有している人が多いのでしょうか??

真面目

吃音をお持ちの方は、まじめで優秀な方が多いです。学生時代には、生徒会に入っていたり、学業で優秀だったり、とにかく模範学生タイプです。(私の後輩に吃音持ちで優秀な子がいます。)

吃音者の職業形態的に、研究者、芸術家、小説家、開発職、自営業、大学教授etc.が多いとされており、職業から見ても真面目だな人が就く職業だなという印象を受けます。

真面目過ぎるがゆえに、「吃音で迷惑かけたらどうしよう」、「吃音を気にしすぎてしまう」という現象が起きるようです。

完璧主義

何事も完璧にこなそうとする、、つまり完璧主義者も吃音者に多い特徴です。”真面目”という性格と完璧主義者という性質は、学業で優秀な成績を残したり、仕事で素晴らしい成果を出したりすることに大きく貢献します。

しかし、

完璧主義気質が強いと、「吃音を治さなきゃ」「吃音ではいけない」という心理も働きやすい傾向にあります。

マイペースで温和

マイペースで温和であることも吃音者の特徴です。

自分流や自分のペースを持っていて、神経質の割にブレナイ人も多いようです。

自分のペースを持っているからこそ、急がされると吃音が出やすくなります。自分にとっての心地よいペースを大切にすると、生きやすくなります。

口下手

世の中見渡してみると、クラス、職場に一人は、「あなた口から生まれたんですか?」と聞きたくなるくらい、口が回る人がいます。それとは真逆で吃音者は口下手な人が多いです。(私も口下手)

この口下手というのは、吃音でなくても口下手で、吃音で言葉が出てこないのか、どう伝えればいいのかわからなくて言葉がでないのか、、、時々困惑してしまいます。

「吃音以前に、俺って日本語へたくそじゃ?」

思う経験はありませんか?

話しにくさもすべてが吃音に原因があるのではないのかもしれませんね。

では、ここから吃音とHSP、吃音とHSS型HSPの関係性について解説していきます。

吃音とHSP

ここ数年で繊細さんやHSPという言葉が当たり前のように使われるようになってきました。

  • HSP
  • 繊細さん

と聞くと、「ああ、、聞いたことがある」と思われるかと思います。

実は、このHSPと吃音症には深い関係性があります。

HSPとは

HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、

Highly:(副)高い
Sensitive: (形)敏感な
Person:(名) 人

つまりHSPとはとても敏感な人、感受性豊かな人のことを指し、”繊細さん”とも呼ばれています。。HSPは病気や疾患由来の症状を指しているのではなく、人の気質的概念を指す名称のことであり、1996年にエイレン・N・アーロン博士が考案した用語です。

主な特徴は「痛み、大きな音、まぶしい光が苦手」「強いにおいに敏感」「敏感すぎて不安度が高い」「とても疲れやすい」「人生に対する満足度が低い」とされています。

1996年となると、20年以上も前で、、20年越しにその用語が浸透してきたということは社会的な風潮として、人の内面に目を向ける時代の到来の前触れでしょうか?

 

HSPかどうか知りたい方はアーロン博士が提唱しているチェックリストを活用してください。

◆「あなたはHSPか?」を見分ける27の質問

感覚に強い刺激を受けると容易に圧倒されてしまう

自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ

他人の気分に左右される

痛みにとても敏感である

忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

カフェインに敏感に反応する

明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などにに圧倒されやすい

豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

騒音に悩まされやすい

美術や音楽に深く心動かされる

時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる。

とても良心的である

すぐにびっくりする(仰天する)

短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている。

暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる

空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

生活に変化があると混乱する

デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

同時に自分の中でたくさんのことが進行すると気分が悪くなる。

動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる。

仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

 

アーロン博士が開発したチェックリストの場合は27項目中、過半数の14項目以上がYesなら “非常に敏感な人“ である可能性が高いとのこと。

何個当てはまりました??

ちなみに私は15個ほど

吃音症とHSP

実は面白いことに、吃音症とHSPには深い関係性があることが知られています。

HSPの比率は人口に対して20%だとされています。つまり4~5人に一人はHSPがいるということです。対して、吃音者の中でのHSPの割合は80%ほどとされています。(Libby Oyler博士が提唱)

この研究結果から考えるに、吃音者のほとんどはHSPだということ、、

吃音が気になってしまうということは案外当たり前なのかもしれません。

「吃音をなんでこんなに気にしてしまうの?」と悩む方も多いですが、、こんな気質だからーそりゃー悩むよねと割り切る考え方をしていくことも言いやすさを追求するうえでは大切です。

吃音とHSS型HSP

HSS型HSPとは

HSS型HSPのHSSとは、High Sensation Seekingの略で、

High:(形) 高い
Sensation:(名) 感覚、近く
Seeking: 探している、追い求めている

好奇心がとても旺盛で刺激を求めている人のことを指します。

つまり、HSS型HSPとはめちゃ繊細なのに、刺激を追求してしまう人のことです。HSPが20%とされているのに対して、HSS型HSPの割合は、6%とされています。

端的にHSS型HSPの特徴を説明するならば、めちゃ繊細で神経質でくよくよしてしまうのに、好奇心旺盛で冒険大好と刺激が大好きで内面に大きな矛盾を抱えているため、「自分のアイデンティティをよく失いやすい」人のことです。

このHSS型HSPに関しては、ブレーン塾を主宰されている時田さんのサイトが非常にわかりやすく解説されているため、ご参照されてください。

□自分の学びや経験を生かして人に役立ちたいが、そもそも自分のコントロールができなくて困る
□家でおとなしくしていられず、刺激求めるが、外に出たら出たで疲れる
□なんでも、やってみなければわからないと思うが、やる前にいろいろ想像して踏み出せない
□負荷をかけたほうが頑張れると自分を追い込んでみるが、追い込みすぎて辛くなる
□絶対に全うするぞと思って取り組んでも少し進むと気持ちが移ってゴールに着けない
□はたから見ると元気、社交的、外交的、集中力がある、優しい、穏やか、寛大などと評価が高いが、自分はそうでない自分を知っているので他人の高評価が受け入れられない
□表面的には冷静にこなしているように見られがちだが、前日の夜から落ち着かずイライラドキドキひやひやしている
□周りの人には、敏感で気にしいだとは思われていない
□安定した状態でいることはほぼないが、そう見せない
□人とすぐに仲良くなれるが、少しつき合うと距離ができる
□外向的でテンション高いのに、小さな発言にくよくよ悩む
□自虐ネタで笑いをとっても、いじられすぎると傷つく
□パーティ、BBQは企画するのに、2時間で帰りたくなる
□集中力があってのめり込むのに、YouTubeは途中で飽きる
□切り替え下手なのにあわてんぼう。いつもぎりぎりに飛び込んでくる
□思い切ったことをする割には、やってから小さなミスを何度も後悔する
□集中力があるのに、なかなか取り組まない
□あらゆることに興味をもつが、ゴールまでいかないうちに気持ちが移る
□人のことは決めつけがちがだが、人に決めつけられるのは大嫌い
□自分のヒラメキの素晴らしさに感動するが、実行にうつせないひらめきがたまっている
□好奇心が強いのに、警戒心もめちゃ強い

陰と陽、光と影、アクセルとブレーキ、赤と白のような好対照の特性を両方持ち合わせているのがHSS型HSPの特徴です。
7割該当された方は、HSS型HSPの可能性が高いと思われます。(HSP/HSS LABO)より

どうも、HSS型HSPというタイプの民族(笑)は、超絶複雑なようですね。

吃音とHSS型HSP

吃音者の80%とはHSPではないか?と提唱されており、自分もHSPかな?とセルチェックをすると、、なんだかしっくりこないと思っている吃音者はもしかしたら、HSS型HSPタイプなのかもしれません。

  • 吃音気にするけど、外交的だけどな
  • 吃音だけど、海外大好き
  • 吃音で辛い思いをしてたけど、あまり気にならなかったな
  • 気にするときもあるけどまったく気にしないときもある

こう感じている吃音者は、

吃音を気にする自分と吃音を気にしていない自分との間で葛藤が生まれ、結局自分が吃音に対してどう思っているのかわからなくなったり、吃音で嫌なのに、平気で学会発表やプレゼンに自ら申込み、あとで後悔してしまうという方が多いです。(私です。)

「この人すごいアクティブだけど、吃音持ちなんだよね」と思われている吃音者は大体、HSS型HSP気質です。

HSS型HSP気質の吃音者が意識する点は、アクセル全開にしすぎないように調整することです。外交的であり、内向的でもあるのでそのバランスを取ることが重要です。

最後に

吃音持ちの方の性質・性格・気質を紐解いていくと、、吃音者の内面ってとても複雑だなという印象を受けます。

吃音だけではなく、その内面の複雑さ故の悩みだったり苦労が多いことでしょう。でも、自分の内面の複雑さに気付くことで対処法なんかも出てきます。

生きにくいから、あきらめるのではなくて、どうすれば生きやすく生きれるかに意識を向けて、試行錯誤をしていくことが複雑な内面を持ち合わせている方にとっては大切な作業です。

頑張っていきましょう。(^^)/

 

HSP 吃音症
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